プラン：ライト
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05/31の終値
日経平均：38,054.13 ▼502.74円
NYダウ：38,111.48 ▼330.06ドル
NASDAQ：16,737.07 ▼183.50ドル
元台風1号が温帯低気圧に変わり、関東南部及び伊豆諸島地区に大雨や強風をもたらしています。特に31日午前中には、1時間に30ミリを超える降雨や、瞬間最大風速30メートルの強風が予想されます。伊豆諸島では波高6メートル、関東地区でも4メートルの高波に警戒が必要です。気象庁は土砂災害や浸水、川の増水に十分な注意を促しており、安全対策と最新の気象情報のチェックが推奨されています。
〇05/31の主なニュース
政府は、北海道千歳市に建設中のラピダス社の次世代半導体工場の資金調達を支援するため、政府保証による融資の提供を計画しています。この工場は世界先端の2ナノメートル以下の半導体量産を目指しており、そのためには2025年までに5兆円が必要です。既に9200億円の補助金が決定されていますが、追加融資が必要で、この政策には国の財政リスクも伴います。この取組は日本の半導体競争力向上と技術進歩に寄与が期待されます。
〇全体相場感
円の上昇と株価下落が注目されています。円は1ドル=156円96銭まで強まり、日経平均は502円下落しました。米国の景気鈍化懸念と利下げ延期予想が影響し、市場は不安定さを増しています。特に半導体関連株に打撃がありましたが、市場はある程度回復も示しています。また、原油市場では供給不確実性が話題となっており、経済の先行きと金融政策の動向が今後の市場影響を左右します。投資家はこれらの因子を考慮し、戦略的な投資判断を求められています。
〇個別銘柄ニュース
【ウェルネット<2428>】
ウェルネットが関西地区の鉄道・バス事業者と共同でデジタル乗車券サービス「スルッとQRtto（クルット）」を6月17日に開始します。このチケットレスサービスはスマートフォンを使用し、クラウドベースの購入・表示システムと改札連動機能を備えています。サービス開始に伴い、ウェルネットの株価は大幅に上昇。技術統合と利便性の向上が株価上昇の主な要因です。
【キリンHD<2503>】
キリンホールディングスとその子会社キリンビバレッジは、2024年10月1日よりペットボトル飲料等の価格を6~25%引き上げます。この措置は、原材料や物流コストの上昇に対応するためであり、投資家からは収益向上への期待が高まっています。また、経営効率化の推進や高品質な商品提供の継続も強調されており、市場競争及び消費者選択に影響を与える見込みです。
【千代田化工建設<6366>】
千代田化工建設は、合弁企業の破産法申請の影響で計算書類の報告が遅延し、継続会の開催が決定されました。この影響で千代建の株価は年初来の最低値を更新。株主総会では計画通りの決算報告ができず、市場に大幅な悪影響を与えています。投資家は企業の財務健全性と大型プロジェクトの影響を慎重に監視する必要があります。
【日産自動車<7201>】
日産自動車が米国でタカタ製エアバッグのリスクがある約84,000台の車に対して運転禁止警告を出しました。これは2002年から2006年に発売されたセントラ、パスファインダー、インフィニティQX4が対象です。タカタ製エアバッグの破裂リスクにより米国内で死亡事故が続発しており、安全対策として無料でのレッカー移動や修理、代車提供を行っています。この問題の公表により、日産の株価は0.7％下落したことから、投資家は今後の企業評価に警戒感を持っています。
【東京通信グループ<7359>】
東京通信グループの子会社パルマが運営する「OWN.app」と大塚ホールディングスの「ネイチャーメイド」が提携し、筋トレサポートと栄養補給の統合サービスを提供開始。この提携により、科学的アプローチを用いた効率的な健康管理が可能となり、両社の株価にもポジティブな影響を与えている。提携開始は2024年5月30日からであり、高齢化社会への対応としても期待されています。
〇本日上場する銘柄
本日の新規上場銘柄はありません。
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