6月11日のニュース(ライトプラン Level3)

こんにちは!今日の注目はアップルが日本でも発売する「アップル・ビジョン・プロ」です。この高度なVR端末は、約60万円で、手や目の動き、声での操作が可能で、2000以上のアプリに対応しています。また、AIを活用した新機能「アップル・インテリジェンス」を最新iPhoneに導入し、無料で提供する予定です。これらの技術革新が投資家にとってアップルの株価や市場位置の見直しに大きな指標を提供するでしょう。


6月11日の終値

日経平均:39,038.16 ▲354.23円
NYダウ:38,868.04 ▲69.05ドル
NASDAQ:17,192.52 ▲59.40ドル


〇6月11日の主なニュース

フランスのマクロン大統領が下院を解散し、新選挙を実施すると発表。極右「国民連合」の躍進を背景に、政治的安定を図る戦略を採りました。ヨーロッパ全体で右傾化が進み、環境問題やエネルギー危機が新たな挑戦となっています。これらの政治動向はグローバル市場に影響を及ぼすため、リスク管理が重要です。


〇全体相場感

東京株式市場で日経平均が上昇、円安と長期金利上昇で輸出関連株と金融株が好調。売買代金は低迷。中央銀行の会合や特別清算指数の結果に注目が必要です。ニューヨーク市場でもダウとナスダックが上昇、投資家は慎重な市場動向を見極める必要があります。


〇個別銘柄ニュース

【カナモト<9678>】

カナモトは、建設機械レンタル業界で好調な業績を続けています。2024年10月期上期の営業利益は前年比16.2%増加し、公共投資の堅調さや効率的なレンタル業務によるものです。これにより、株価も同様に16.2%上昇しています。同社は総資産減少にも関わらず、費用管理と資産の有効活用を進め、建設業界の盛況を背景に安定成長が期待されます。

【クラダシ<5884>】

株式会社クラダシが運営するフードロス削減マーケット「Kuradashi」は、売上の一部を社会貢献に活用し、新しい株主優待制度を導入して株価が急騰。新経営体制も発表し、成長と拡大を示唆。

【シャープ<6753>】

シャープとソフトバンクが共同で、堺の工場をAIデータセンターに転用する計画が市場に好感され、シャープ株が6%急騰。この動向が、企業収益改善及び将来的な事業戦略に対する期待を高めています。

【歯愛メディカル<3540>】

歯愛メディカルの株価は、株主優待と株式分割の発表、ニッセンホールディングスとの提携により注目を集めています。企業の成長期待が株価を押し上げている一方で、PERが20倍台と割高感もあり、コスト増による利益圧迫の可能性も指摘されています。投資家は、これらの動きを注意深く監視することが重要です。

【M&A総研ホールディングス<9552>】

日本のM&A仲介業界向け規制強化が進んでおり、関連企業株価が大幅に低下。中小企業庁の新ガイドラインにより、広告の誤解禁止や手数料情報提供強化が示され、市場がこれに悲観的に反応。政策変更の市場影響を見極めることが重要です。


〇本日上場する銘柄

【D&Mカンパニー<---->】

D&Mカンパニーが東証グロースに上場予定。主に医療・介護業者に経営サポートと資金支援を提供。上場を通じて売掛債権買取り資金を確保し、企業規模の拡大を目指す。成長戦略として、支援対象拡大とM&Aを用いたサービス範囲の拡張を計画。予想PERは8.65倍で、配当性向は4.5%維持、利益は成長投資に充てる方針。

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