6月10日のニュース(ライトプラン Level3)

おはようございます!今朝の注目ニュースは、KADOKAWAグループに属するドワンゴが大規模なサイバー攻撃に遭遇し、ニコニコ動画を含む複数のウェブサービスの停止を余儀なくされたことです。不正アクセスの可能性が指摘されており、現在データの保全や原因究明に向けた措置が進められています。攻撃が始まったのは8日未明で、重要なデータの漏洩は今のところ確認されていないものの、サービスの完全な復旧時期は未定と報じられています。サイバーセキュリティの重要性が再びクローズアップされた事例として、引き続きこの問題の動向に注目が集まっています。


6月10日の終値

日経平均:38,683.93 ▼19.58円
NYダウ:38,798.99 ▼87.18ドル
NASDAQ:17,133.12 ▼39.99ドル


〇6月10日の主なニュース

5月の米雇用統計は予想を上回り、雇用者数が前月比27万2000人増。これは労働市場の強さを示すもので、FRBの政策方向性に影響を与える重要なデータポイントです。失業率のわずかな上昇も見られるものの、経渥の持続的な成長が期待されています。


〇全体相場感

東京株式市場は、米国ハイテック株の下落、円高・ドル安の進行、地政学的要素、そして米雇用統計発表を前にした慎重姿勢により小幅に反落しました。投資家は、これらのマクロ経済要因と市場の態度に注視し、柔軟な投資戦略の調整が求められています。特に米国の雇用統計の強い結果がFRBの利下げ期待を後退させ、株価に売り圧力を加える可能性が高いです。


〇個別銘柄ニュース

【エイチーム<3662>】

エイチームのFY2024 Q3決算では、売上高は前年同期比14.4%減の18,181百万円。特にエンターテインメント事業の遅延が影響。配当は22.00円で株主還元策も強化。デジタルマーケを重視し新規獲得と既存維持に注力、広告宣伝費の最適化で利益改善狙う。

【コロプラ<3668>】

コロプラはフランスCBI社と資本業務提携を結び、ブロックチェーンゲーム「Brilliantcrypto」のグローバル展開を加速。CBIの株式を取得し、EU、英国、南米でのゲーム展開へ。CBIのメタバースプラットフォーム「AlphaVerse」との連携で、新たな市場拡大とユーザー体験向上を目指す。この動きはブロックチェーン技術利用の先進例として注目。

【テクマトリックス<3762>】

カサレアルがGoogle Cloudの正規販売代理店として活動開始。これにより、Web開発、DevOps実践、技術研修など幅広いクラウドサービスを拡充し、企業のDX支援を強化。テクマトリックス子会社として、日本市場でのクラウドソリューション提供が拡大。

【トヨタ<3116>】

三菱UFJと三井住友FGが保有する約1兆3200億円分のトヨタ株売却を検討中。段階的売却で市場影響を最小化する方針。この戦略と市場への影響は投資家にとって重要な観察ポイントです。

【塩野義製薬<4507>】

塩野義製薬の株価が肥満症治療薬のフェーズ2試験結果が期待外れで大幅下落。試験では体重減少が目標の5%に届かず、市場の期待に応えられなかったため、売りが加速し年初来安値を更新。今後のR&Dイベントでの発表が株価回復のカギとなる。


〇本日上場する銘柄

本日の新規上場銘柄はありません。

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